【アーティスト派遣】吉田小の報告

2012年10月11日、吉田小学校にアーティストの大西利佳さんを派遣し、「いちねんせいのさくひんてん」に向けての授業を行いました。

授業のタイトルは《笑顔を作る旗を作ろう》。大事な家族や友人の幸せ、喜びを想像し願う気持ちを込めて、自分の顔を布に描きます。

まずは講師の大西さんが描いた作品例を見ながら、子どもたちもそれぞれ、自分にとっての大事な人を思い浮かべてみます。「みんなにも、元気でいて欲しい人、笑顔になって欲しい人はいますか?」大西さんの問いかけに「羽田先生!」「野本先生!」と我先に答える子どもたち。みんな先生が大好きなんだね。

 

次に配られた鏡で自分の顔を見つめてみます。よく観察するための手がかりとして、隣にいる友達との違いを3つ探すよう、大西さんが呼びかけました。発表してくれた男の子によれば「自分の方が、顔がデカくて鼻が長い!口も大きい!」。自分の特徴を的確に捉えています。

 

 A4サイズの布に、大事な人に見せたい自分の顔を下描きします。どこからどんなふうに描いていけば良いのか、最初はなかなかつかめない様子の子どもたちでしたが、大西さんや先生方からアドバイスを受けるうち、少しずつ形になっていきました。作品例を間近で見ると、目の位置や口の形などを何度も描き直したあとが。手探りでいいと分かって、緊張がほぐれた様子です。

今まで自分の顔を描いたことはあるけれど「鏡を見て描くのは初めて」だそう。細部まで確かめながら慎重に、あるいは顔全体の雰囲気を捉えて大胆に、描き方やペースに個人差はありつつ、自分の顔と丁寧に向き合う姿勢が、子どもたちの真剣な眼差しと描かれた線にも表れています。

 

クレパスや色ペンを使って彩色したら、自由な発想で背景も描いていきます。自分の好きなものや風景、きれいな模様などで彩られるごとに画面の中の表情も華やいでいくよう。

 

元気いっぱいに笑った顔、優しくほほえんだ顔、デフォルメしたコミカルな顔、しっかり描きこんだ力強い顔。どれも描き手本人によく似ていました。65枚の作品は、最終的に大きな旗に縫い合わされて≪いちねんせいのさくひんてん≫へ。そこからどんな笑顔の輪が広がっていくのか、とても楽しみです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です