【アーティスト派遣】井野小・一週目の報告

2012年10月18日、井野小学校にアーティストの宮田篤さんと笹萌恵さんを派遣し、「いちねんせいのさくひんてん」に向けての授業を行いました。

タイトルは《おとなりちゃん》。 “いつもそばにいたけれど、ずっといっしょにはいられないかもしれないもの”と自分の姿を隣り合わせて、作品の世界でお話しします。

井野小ではお馴染みの宮田さんと笹さん。「うちの姉ちゃんと友達だよ!」なんて声も聞かれました。

図書室に定期発行している『リカちゃんハウスちゃん』が今回の授業の下地になっており、漫画の主人公のリカちゃんも、実は井野小に今年入学したクラスメイトなんだけど・・・みんな知ってたかな?

 

【おとなりちゃん】は、かつてのお気に入りや、今も大事にしているものを擬人化したキャラクターです。笹さんが考えたのは、知人から貰ったフランス製裁縫鋏のパリジェンヌ。仕事をする時は“いつもいっしょに”自分を助けてくれる相棒だそうで、おとなりの笹さんと仕事の相談をしています。興味津々の子どもたち。

 

今日はみんなのお母さんやお父さんも授業に参加。自分の持ってきたお気に入りについて紹介します。ちょと照れながらも嬉しそうな子どもたちと、会話する保護者の方々も楽しそう。

プリントをもとに【おとなりちゃん】の想像もしてみます。年齢や性別など共通の項目を埋めたあと、好きな食べ物や色、性格など、オリジナルの設定もしていきました。「夜は元気に跳ねているけど、朝は僕が学校に行ってしまって淋しい。」と、大好きなボールの目線に立ってのユニークな発想も。

 

言葉での想像ができたらいよいよ具現化。お気に入りの品物をよく見てスケッチする観察力と、絵本に出てくる要素を組み合わせて顔や手足にするなどの構成力も発揮されました。

そうして描かれた【おとなりちゃん】はどれも味わい深く、今にもしゃべりだしそうな雰囲気です。

 

自分を描く段階に入ったら、あとは【おとなりちゃん】とじっくり対話する時間です。どんな場面で何を話しているかな?視線や顔の向きで、おとなり合う関係を意識している子もいました。

 

一週目のまとめとして、制作途中の作品を何人かに発表してもらいました。

2歳の頃おばあちゃんが買ってくれた帽子を作品にした男の子によれば、【おとなりちゃん】はなんと!「僕の子ども」で、「ピンク色の髪をした4歳の女の子」。でも自分とはいつもケンカばかりなんですって。

こんな愉快な想像があと2時間をかけて更に深められ、形になっていきます。子どもたちとそれぞれの「おとなりちゃん」との関係は、次回どのように発展していくでしょうか。

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