終末処理場の浴室にて

フォーラム翌日の19日、ヤノベさん・企画参加者とともに、終末処理場の視察を行いました。
参加メンバーは、國府・尾崎・archventer・槇石・松本・石塚・水川・北川(敬称略)。

archventerの原田さん増井さんが煙突の図面を発見したり、國府さんが煙突の中に入ったり(!)、いろいろ事件はありましたが、特記すべきは、ついに終末処理場での作品制作が開始されたことです!

記念すべき今回の作品着手は、参加企画者の水川さん(アーティスト)によるもの。
「賞味期限切れの廃棄牛乳からなる絵や、自分の入ったお風呂の残り湯のあぶりだしによる絵画など、普段の生活の中にある隠されたものに惹かれ」作品を制作しています。
今回も作品プランは旧作新作合わせて3つ程度を考えているとのこと。

そんな水川さん、ヤノベさんと相談しながらいくつか展示場所が決まり、作品が決まり・・・。ところがその展示場所のひとつは、管理棟内の使われなくなった浴室だったのです。

そこでは、過去にも発表されたことのある、残り湯のあぶり出し作品が抜擢されました。あわせて作品の制作期間などを考え、急遽制作が開始されました。

まずは、浴槽のおおそうじ。コンビニで買ってきたマ○ックリンで、何度も洗うと、見違えるほど綺麗になりました。ヤノベさん・國府さんのご協力でしっかりと浴槽の栓を閉め、水を溜め、いよいよあぶり出しに使う残り湯制作の開始です。

と言うとびっくりされるかもしれませんが、水川さんの作品制作は、見せるためのパフォーマンスでは決してなく、常に思索や試行錯誤の中から生まれてきたストーリーにしっかりと基づいており、最後にはすっと納得できる「もの」としての作品に落ち着くように思います。

「いつもの制作にあるような、何か相反するものの存在を自分で動いてひしひしと体感しながらの制作になってきています」とのコメントをくださった水川さん。ご自分の作品にとり、とても大切な「制作過程」のお写真を、このたびTAPブログに作品公開より先行してアップする許可をいただき、本当にありがとうございました。


TAPフォーラム2006vol.1を終え全速力で動き出した終末処理場プロジェクト!
次回の制作レポートは、どのアーティストによるものとなるのでしょうか。お楽しみに☆
(たけうち)

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