【第3回レクチャー】6月5日 藤本由紀夫さん、取手に来たる!

昼間、3台の車を連ね下見ツアー。
今日からTAPカメラマン斉藤さんも同行。
藤本さんは、はらっぱが広がり小高い丘もある「宮ノ前ふれあい公園」に惹かれた様子。
今は草や木々のざわめきが気持ちよい季節。本番11月にはどんな様子に…?
途中の合流者を含め、多いときで20数名がぞろりと取手をまわりました。

夕方、レクチャー。
作品の映像を交えて。今の活動形態に至るお話を聞きました。参加者約30人。
当初電子音楽の分野で、大音響に囲まれて音の電子的合成に夢中に。
10年して、いくら一所懸命「ピアノの音」や「鳥の声」を作っても、結局は「全てシンセサイザーの音だ」と気づいて愕然とする。
それが、「紙をクシャッとする音」という、合成にはとても難しい音、しかも機械と違って二度と同じにならない音が、こんなに身近にあるのだと気づいたこと。
そこから今の音の世界に入ったそうです。

音の鳴るものをつくる」から「音の鳴る空間をつくる」方向へ。
展覧会をつくるのは「人がその時間、空間に来て体験する」シカケづくりでもある。
だからアートを体験する側にも、自分なりの発見をもつこと(主体的なかかわり)を求めている。

場所の質は「写真で見る印象だけでなく、生身の人間がそこに行って耳でも情報を得ないとわからない」という藤本さん。今日、取手の音をとくと耳におさめて帰られたはずです!

最後に投げかけられたキーワードは「日常からのまなざし」。
何が起こるかわからない日常にパン!と踏ん張れること。
日常から足を離さず、じっとして、そこから何が見えるかをとらえること。
それが今こそできるアートの役割だとおっしゃいました。

さてこれから取手でどんなことが起こるか!

インターン/長尾


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