【企画参加者紹介】大西和希



1982年広島県生、2004年より主に現代美術作家の製作過程を記録、ドキュメント映像を制作している。金沢21世紀美術館における「子供都市計画」の半年間に及ぶ滞在制作の記録映像、淀川テクニックや国府理をはじめ若手作家達を長期にわたり密着取材しコラボレーション映像を作り上げる。最近はそれらの記録を映像インスタレーションとして表現する展開に挑戦している。

9月18日のフォーラム直前まで、淀川テクニックと釜山のビエンナーレに行っていた大西さん。
TAP2006では、他のプロジェクト参加作家の映像ドキュメントを手がけるほか、それらを用いた映像インスタレーションをおこなう予定。

7日には終末処理場を訪れ、展示候補場所を見てまわりました。さて、ここは・・・?
大西さん、すでに関東入りし準備を進めています。11月にご期待!



【企画参加者紹介】SONTON

川西隆史と徳倉沙季2人によるアートユニットです。
インスタレーションや自作楽器を使ったライブを行い、主にライブハウス、クラブなどで活動中。
今回廃墟となった下水処理場、旧戸頭終末処理場が実は宇宙船だったというストーリーに沿って終末処理場を宇宙船操作室に改造します。
それでは彼らのストーリーをご紹介します。
「終末処理場は今まで秘密裏にされていたが、実はそれ自体が大きな宇宙船であった。そしてその操作室には宇宙船を動かすためのあらゆる機器、ボタン、コントローラーなどがところせましと並べられている。そしてこの宇宙船の原動力は音。音によって宇宙を航海するSound Space Ship!!
今、処理場としての役割を終えた宇宙船は本来の姿を取り戻し、音によって宇宙へと飛び立つ。
ビビビ ガァガァ ボボボボ ピコピコ ギュルルルルル・・・・・・・」

SONTONは最終日11月26日の大イベント「終末スペクタクル」にも出演します。その他会期中もイベントを行う予定ですのでお楽しみに!

SONTONの宇宙船に皆様ぜひともご搭乗下さい。



【企画参加者紹介】カワイオカムラ

1993年に結成され、京都を拠点に活動する岡村寛生と川合匠によるユニット。
TAP2006では、ヤノベケンジ監修の終末処理場プロジェクトにて、映像インスタレーションの作品を展開します。
取手市内を撮影したイメージの断片を再構成し、モデルアニメーションを重ね合わせた架空の風景を作品化する予定。

●主な活動歴●
1997年個展(アートスペース虹/京都) 
1998年グループ展‘どないやねん〜現代日本の創造力〜’(フランス国立高等美術学校/パリ) 
1999年個展(京都市四条ギャラリー) 
2000年テレビ東京‘バミリオン・プレジャー・ナイト’短編制作 
2002年‘調布映画祭/第5回ショートフィルムコンペティション’[特別賞] 
2005年‘キリンアートプロジェクト2005’ 
‘RESFEST2005 Japan Tour’ 
‘アンダー10ミニッツデジタルシネマフェスティバル’[グランプリ] 
2006年‘move on asia’等

9月2日から7日にかけて取手に滞在し、朝早くから、終末処理場をはじめ市内各所で撮影を行いました。
取手でロケハンを行っての感想は・・・?

「現地入りするまでは漠然と街中の景色を想定していたのですが、実際にロケハンをしてみて、川や河川敷のイメージが強く残っています。
取手に到着して、たまたま最初に訪れたのが利根川の堤防沿いにある自転車小屋。
ロケハン中、僕たちの足となってくれた虹色塗装のママチャリを借りに行ったのですが、いま思えば象徴的なスタートだったのかもしれません。
特に印象的だったのは、朝日がのぼる前のまだ光の薄い利根川の河川敷。
京都に戻って数週間経ちましたが、遠くまで連なる野球のグランドやゴルフ場の芝生、対岸に見える千葉県もウォーキングするおじいちゃんも、僕たちの記憶の中で少しずつファンタジーに変わりつつあります」


今回は、取手そして終末処理場という、場所に特化したサイトスペシフィックな作品に挑戦しています。
11月、終末処理場内カワイオカムラの一室では、誰も見たことのない独自の世界をつくりだしてくれるはずです。ご期待ください!