5回目の派遣は、桐生眞輔さんが白山西小学校へ行きました。書家である桐生さんは、少し変わった「書」の授業をしました。
まず、筆の説明をしました。素材によって、また筆の運び方、立てて書いたり、寝かして書いたりで、書ける線の表情が違うことを実際に持ってきた筆を見せながら、そしてその筆で書いて見せながら説明しました。そして、こどもたちと外へ、筆にする材料を拾いに行きました。木の枝、葉っぱ、石ころ、木の実、などなど、校庭にはいろいろな材料が落ちていました。
教室に戻って、その材料を筆にしました。木の棒の先っぽを金槌でたたいて、ばさばさにしてみたり、葉っぱをタコ糸で巻きつけたり、etc. そのつくった筆で「花」という文字を半切の和紙に書きました。楷書、行書、草書、といくつかあるお手本の中から書きたい書体を選んで、形をまねて書きました。
毛筆では決して出ないかっこいい線が出ていました。こどもたちは、自分の書いた「花」という字に大満足のようでした。
(かねこ)
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4回目のアーティスト派遣は、イノウエみゆきさんが吉田小学校に行きました。
こどもたちには「大きくしたいもの」を家から持ってきてもらいました。
体育館で私たちは、10mの紙を6本、川の字に並べてマスキングテープでつなげ、巨大な紙をつくりました。こどもたちが持ってきたものを大きく描くためです。
最初に、準備体操として、クレヨンやクーピーを2,3本手に持って紙の上を走り描きました。こどもたちに紙の大きさを体感してもらうためです。
次にそれぞれが持ってきたものを、自分の好きな場所に行って描きました。
いろいろなものを持ってきていました。ぬいぐるみ、くつ、貝殻、ゆで卵、石、ミニカー、帽子、幼稚園の卒園式の集合写真、ペットの写真、などなど。
時折体育館のステージに上がって、遠くから自分の描いた絵を眺めてみながら、時間の終わりまで描きました。
元気いっぱいの大きな大きな絵になりました。
(かねこ)
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第3回目の派遣は、藤代小学校の森岡由美子さんで、遠い未来の自分のこどもをつくってみるという授業でした。
授業の前に次のような宿題が出されていました。
じぶんの「こども」をそうぞうしてみよう!
Q きみは何人「こども」がほしい?
Q きみの「こども」はどんな性格?
Q どんなところがきみと似ているかな?
Q きみの「こども」はどんななまえかな?
家系図を見せながら森岡さんは命がつながっていくことを説明しました。おじいちゃんとおばあちゃんからお父さんが生まれ、お父さんとお母さんから自分が生まれ、自分が大人になったら、パートナーと結婚して、まだ見ぬ子どもが生まれる。
説明されても、1年生はなかなか実感がわかず、パートナーは「おにいちゃん」と答える男の子もいました(^^)。
森岡さん自身1歳児の母で、ご自分のお子さんの写真を見せながら、どんなところが似ているか説明しました。そうすると、「わたしは、お父さん似だって言われるの。」など、子ども達にイメージができてきました。
宿題で書いてきたことを手がかりに、画用紙にクレヨンで「自分の子ども」を描き、それをはさみで切り取り、後ろについたてをつけて、こどもを立たせました。
こどもの人数もそれぞれで、8人子どもが欲しい子もいれば、1人がいい子もいました。双子がいいな、という女の子も。
授業が終わるころにはたくさんのこどもたちができてとてもにぎやかになりました。
最後に森岡さんが「種」の話をしました。体の中に「種」ができて、それが次の命につながっていくのだと。
1年生の子ども達が、そのことを実感するのは、もっと先かもしれないけれど、いつか、今日のことを思い出してくれるといいな。
(かねこ)
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